


坂本龍馬は、日本人にもっとも愛されている
歴史上の偉人の一人です。
先日、明治安田生命保険相互会社が行った
新入社員向けの調査では、
「理想の上司を歴史上の人物に例えると」との問いがありました。
この結果、圧倒的多数の票を集めたのが、
坂本龍馬でした。
また、今年のNHK大河ドラマは、
福山雅治さんが龍馬を演じる『龍馬伝』で、こちらも大きな話題になっています。

それは、これまでの日本人にはない、
「バイタリティ」にこそあるのではないでしょうか。
龍馬は、土佐藩という安住の地から自ら飛び出し、
たった一人「坂本龍馬」という人間として、
幕末という激動の時代に躍り出ました。
実は、龍馬が表舞台で活躍した期間は、
約5年間という短いものでした。
しかし、この短い期間に、
龍馬は、歴史に残る数々の偉業を成し遂げています。
例えば、
当時、犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩の同盟を結実させます。
そして、幕府から天皇への政権委譲(大政奉還)でも
大きな役割を果たしています。
一方で、世界を見据え、海援隊(亀山社中)という貿易会社を作り、
奥さんとは「日本初」と言われる新婚旅行に出かけ、
写真を撮れば、和服にブーツ姿という格好。
どの点を見ても、
集団社会で生きていた既存の日本人のイメージとは
大きく違うものばかりです。
そして何より行動力。
口だけは立派でも、行動できず、結果も残せない人は多くいます。
しかし、龍馬は、
たった一人でありながら、
当然、何度も失敗を繰り返しながら、
しかし、歴史に残る大偉業を達成しました。
このような人物が他にいるでしょうか?

だからこそ、彼は時代を超えたヒーローになったのです。
実は、残されているエピソードの中には、
後世に創作されたものも多いと言われています。
しかし、龍馬に魅力がなければ、
誰が創作しようという意欲をかき立てられるでしょうか?
誰がイメージを利用しようとするでしょうか?
誰かの創作意欲をかき立て、龍馬を利用したいと思うほど、
彼の人生やエピソードは、
日本人の目に、とても魅力的に映るのです。

たったの5年間で、歴史に残る偉業を達成。
この間に、やはり歴史に残る偉人たちと出会い、
彼らと共に、新しい日本を築こうと努力し、
そして、結果を残しました。
私たちが今、生きているこの日本。
その土台を作ったのが、龍馬たちだったのです。
日本を変えよう。
そう考えて、迅速に、行動に打って出た龍馬。
別に彼は、歴史に名前を残そうと思って
頑張ったわけではありません。
大きな想いが胸の内にあったのです。
だからこそ、その行動は魅力的なのです。
好き勝手に、自分だけがよければいい。
それは、龍馬から感じる
「自分らしさ」ではありません。
当時、脱藩した浪人は少なくありませんでしたが、
その中で、活躍した人物はごく一部です。
あとは、歴史の陰に埋もれ、消えていったのです。
なぜなら、彼らには、強い想いも、行動も、
だからこその人脈も運も、なかったのです。
大きな想いと行動力。
それが龍馬に惹かれる理由であり、
私たちが愛する龍馬像でもあります。
そんな龍馬の生き方に大きな影響を受けたと語る、
政治家や経営者なども少なくありません。
本書の著者、茶谷清志さんもその一人です。
茶谷さんは、幼い頃から苦労をし続け、
その中で、龍馬の生き方に自身を重ね合わせてきました。
そして、事業で成功した今、
自身が感じてきた龍馬の心を、
ブログで発信し始めたのです。
その言葉をまとめたのが本書です。
それは、もし龍馬が今、生きているならば
発信したかもしれないメッセージです。
龍馬の名言集ではありません。
龍馬だったらこうだったろうと、
龍馬に重ねた自身の思いを綴ったのが本書です。
その本質は、
龍馬と同じく、
今、この激動の時代を生きる私たちに、
勇気と希望を与えてくれます。
帯には、こう入れました。

そうです。
あなたの中にも「龍馬」はいるのです。
その「龍馬」を感じ、
あなたの「龍馬」らしさを発揮できたとき、
あなたもまた、
「龍馬」のように、
大きな夢と希望をもち、
「自分らしい」人生を
自由に生き抜き、
「幸せ」になることができます。
そのためのきっかけがこの本なのです。
今回、書道家の武田双雲先生に
題字を揮毫していただきました。
武田先生もまた、
パフォーマンス書道などで、
既存の書道界ではなく、
自身の脚で、新たな書道の道を切り開いている人です。
武田双雲先生には、題字だけでなく、
各章の題字、そして、各章冒頭の言葉も
揮毫いただきました。
正直言って、
安っぽい表現ですが、
非常に格好良いデザインになりました。
それはまさに、
「龍馬」のような 格好良さ。
それが書にも表れています。
茶谷さんと武田先生。
二人の思いが「龍馬」という一点に集中した作品。
それがこの「龍馬の如く」です。
あなたも「龍馬の如く」
自分らしく、
生き抜いて欲しい。
そして、必ず幸せになって欲しい。
それが、二人の思いです。
まずは少しでも「龍馬」の思いを感じてください。
「龍馬」の心が届いたあなたは、
これから躍動して、
楽しんで
人生を生きていけると
確信しています。
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茶谷清志(ちゃたに・きよし)
1957年大阪府生まれ。
(有)リード・ジャパン代表取締役。
起業コンサルタント。人生を元気にするセラピスト。
家庭の事情により小学5年生から働き始め、定時制高校から法政大学文学部史学科へ進学。独立までの22年間に30種以上の仕事を経験。
1990年バブル崩壊直後、(有)リード・ジャパンを設立し、代表取締役に就任。
起業後は、不動産、建築、通信販売、飲食事業、教育事業、健康事業など、様々な分野で失敗と成功を経験しながら、「自分らしく幸せに生きる」「経済的に自立して自由に生きる」をテーマに研究・実践を続けている。
小さい会社やお店を始めたい人の起業コンサルティングから一般の方の人生相談まで、カウンセリング・コーチング・コンサルティングを組み合わせた独自の手法によって、相談者の心・経済・人生を劇的に好転させている。
武田双雲(たけだ・そううん)
1975年熊本県まれ。書道家。
3歳から母である書家・武田双葉に師事。
東京理科大学理工学部卒。25歳で書道家として独立。
2009年NHK大河ドラマ「天地人」、吉永小百合主演映画「北の零年」、藤沢周平原作映画「山桜」の題字揮毫を始め、数多くの題字・ロゴを手がける。
さまざまなジャンルのアーティストとのコラボレーションを実践。国内・海外でのパフォーマンス書道など、独創的な創作活動で世界から注目を集めている。
著書に『たのしか』(作品集・ダイヤモンド社)、『ひらく言葉』(言葉集・河出書房新社)、『しょぼん ひらがな』『書本 漢字』『書愉道』(池田書店)、『「書」を書く愉しみ』(光文社新書)、『カルボナーラばかり注文するな』(春陽堂)、『書の道を行こう』(PHP研究所)がある。
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はじめに
第一章 生きる
夢/道/夢中/仕事/足踏み/若/真剣
人生/諦め/本気/楽/基準/成功/思いどおり/未来
思い込み/旅/向き/失/答え
第二章 心
戦(いくさ)/光/悩/中心/過去
すきま風/しくみ/心配/傷/許す/病/殻/見方
見/雑念/選択/窮屈/美
第三章 幸せ
先/自由/気づく/遊び/自分/遠/知/気持ち/快
抜/楽観/依存/愛/感/春/楽しめる人/
毎日/安定/雨
第四章 飛躍
瞬間/常識/真実/経験/始/行動/一点突破/希望
後悔/歩/流れ/消費/挑戦/結果/中途半端
台詞/勇気/変える/今日/方法/決断
おわりに